転職しようと思い立ったらまずは、履歴書と職務経歴書を準備する必要があります。これがないと、求人に応募することはできないし、転職エージェントサービースに申し込むことも不可能です。

 

忘れてはならないのは、特に職務経歴書はあなたの商品カタログのような存在。手抜きをすれば企業は魅力を感じず、あっさり書類選考で落とされてしまいます。

 

転職エージェントサービスに申し込めば、担当者の人が丁寧にアドバイスをくれて修正してくれるんんじゃない?と思うでしょう。でもね、担当者も複数の人を担当しているので丁寧にアドバイスなんてくれませんよ。

 

この書類作成、すべての業種・職種に万能な書き方とかはありません。フォーマットとかはネットで探せばいくらでも出てくるけど、僕の経験上、これはNGだったことを紹介します。

履歴書と職務経歴書作成の注意点は?

第一印象が読みやすいかどうか

有名企業の求人であれば、1人の募集に対して1000人以上が応募してきます。あなたの履歴書・職務経歴書が読まれる時間はせいぜい3分あればいいほう。

なのに、文字がビッシリつまってたり、誤字が多かったりしたらそれだけで読みたくなくなります。「ちゃんと読んで」は応募者のエゴ、心に刻み込みましょう。

応募する職種に関連しない業務経験は記載を簡潔にする

いろんな職種を経験するとシナジー効果を発揮するから、選考が有利になるなんて考えないように。

転職では職種が限定されることが一般的だから、よっぽど大きな成果を上げたならともかく、関連のない業務経験をつらつら書くのは控えること。

職務経歴書は2ページ以内にまとめる

最初に書いたように、企業の人事部や面接官は、あなたが思っている以上に応募書類を読みません。僕が面接に行った時には、面接官は面接の場で初めて僕の履歴書を読んでいました。

自分のことをもっとアピールしたい気持ちはわかりますが、書けば書くほど読まれません。机にみひらきで広げられる2ページ以内にまとめましょう。

未経験だけど頑張りますアピールはほどほどに

転職の求人は職種を限定したものが99.9%。新卒のように総合職というざっくりとした採用はありません。

もちろん、やる気は大事ですが企業が重要視しているのは業務経験なので、未経験だけど頑張りますはマイナスポイントだということを覚えておくようにしましょう。

まとめ

求人への応募書類(履歴書・職務経歴書)から、あなたの日頃の仕事ぶりは伝わってしまします。読みづらい応募書類は、情報を整理したり伝えたりする力がないって言っているようなもの。

応募書類の作成方法ひとつで、あなたの転職活動の成功率がグングン高まります。絶対に転職エージェントに頼り切らないこと。転職はあなたの人生を大きく変えてしまうから、くれぐれも僕と同じような失敗を繰り返さないようにね。