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元既卒無職だった僕が、振り返ってみて正社員就職のために実践すべきだった3つのこと

僕は大学在学中から国家資格試験にのめりこんでしまい、就職活動も一切せずそのまま大学卒業しました。その後も無職で勉強に没頭していましたが結局合格できず、就職することにしました。

普通は大学在学中に就職活動をするから友達から情報が入ってくるけど、既卒就職は少数派というより、大企業への新卒就職を捨てるようなバカは皆無に近かった。

既卒就職活動をはじめた当時、それほど企業の求人需要は高くなくて、25over既卒・資格浪人の価値はほぼ0に近い。大手企業であれば新卒を採用すればいいしね。既卒から就職活動するのは想像以上に大変なので、当時を振り返ってみてすぐに実践するべきだったことを3つのことを紹介します。

リクナビNEXTに登録する

大学生は就職活動を始めるときに、必ずリクルートのリクナビ(新卒対象)というものに登録します。このサイトでどんな企業求人を出しているのか、募集職種、給与等を簡単に確認できます。

同じように、無職・ニートはリクナビNEXT(転職者対象)に登録することをぜひオススメします。もちろんリクナビNEXTは職歴のある社会人を対象としていますが、登録だけなら無職・ニートでも可能。登録することで、転職市場の状況、求人需要が高い職種、必要とされる経験・資格などが簡単に情報収集できます。



職業訓練受講給付金(求職者支援制度)を利用する

職業訓練受講給付金(求職者支援制度)とは、雇用保険を受給できない求職者の方がハローワークの支援指示により職業訓練を受講し、訓練期間中に訓練を受けやすくするための給付を受けることができる制度(月額10万円)です。

もっと簡単に言うと、「就職するために職業訓練を受ければ、その期間中毎月10万円をあげます」という制度。

もちろん厳しい年収制限、職業訓練への出席率等があるので注意ですが、ポイントは給付なので返済の義務がないこと。

※詳細はお近くのハローワークで聞いてみましょう。

既卒・無職で就職活動をしようとする人にとって頭を悩ませるものはお金です。仕事に就くために必要な研修を受ける、スーツを買う、企業面接に行くための交通費など、だだでさえお金がないのに就職をするための支出が発生します。

僕は当時こんな制度があるなんて知らなくて、ヤフオクでテレビや冷蔵庫まで売って交通費を捻出してました。本当に後悔しています。

職業訓練受講給付金(求職者支援制度)は国が税金を投入して実施している失業者対策の中でも、本気でお得な制度なのでお金がないけど絶対就職したいという人は遠慮せずにどんどん利用しましょう。

同時に複数の転職エージェントへ相談する

就職活動が長期化すると、精神的にも金銭的にも追い込まれていきます。余裕がなくなれば、就職活動にも影響がでてきて、最終的に自信を失って、就職を諦めてしまうかもしれません。

だから、短期決戦が大切。

就職活動の強い味方になってくれる転職エージェント。僕は当時あまり転職エージェントの仕組みとかを理解していなかったので利用方法が中途半端でした。もちろん複数の転職エージェントを利用していましたが、最低5社は同時に登録すべきでした。

というのも、求人は生ものと同じ。今日求人が出てたとしても、明日には募集が終了してしまうことも普通にあります。ゆっくりさがしても良いことはありません。さらに無職から就職しようとすると書類選考で8割以上は落とされてしまいます。

だからこそ、複数の転職エージェントに一度に登録して紹介してもらった求人に怒濤のごとく応募します。応募書類の作成とか大変だけど、間違いなく一番効率の良い方法。

今の僕なら大手・中堅転職エージェント(リクルートエージェントJACリクルートメントマイナビエージェントtype転職エージェントDODA(デューダ)ワークポート)と管理部門専門の転職エージェント(MS-Japan)に一気に登録して応募しまくりますね。

まとめ

僕も経験したのでわかります。はじめての就職活動は想像以上に大変です。本気で就職を成功させたいならなりふり構ってられません。利用できるものはなんでも利用するくらいの勢いで内定を勝ち取りましょう。

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