海外駐在から帰ってきた人が、日本の仕事の進め方に慣れずに、数ヵ月後に退職してしまったりすることがあります。
大きく2つのケースがある。
1.海外では役職に就いていて充実感を持って仕事をしていたけど、日本に帰ってきたとたんヒラ社員。日本では自分1人で何も決められなくなって、喪失感を抱えて退職。
2.海外のやり方で知らぬうちに仕事をしてしまい、職場を大混乱に陥れ、居づらくなり退職。
特に帰国後に日本で管理職になった場合は致命的。注意してくれる人間がいないので、気づいたときには組織を崩壊させてしまい、最後には管理職本人も降格させられてしまう。
じゃあ、どうすればいいのか。ぼくの同僚とかを見て感じたことを書きたいとおもいます。
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Contents
駐在帰りの人が日本で再適応するための方法
1年間は前任者の仕事のやり方をマネしてみる
海外でしか経験できない体験をして日本へ戻ってきたあなた。きっと、海外で学んだことや、良いところを日本での仕事に活かしたいはず。
でもちょっと待って欲しい。
日本では海外のように仕事の内容・範囲が明確に決まってません。あなたが仕事にやり方を変えることにより、連鎖的に他の仕事へも影響が出ます。
だからこそ時間をかけて根回しをする必要があります。
さらに、駐在員になりたい人は沢山います。やっかむ人も中にはいるでしょう。
帰国後、新しい仕事に慣れるまでは前任者の仕事のやり方をそっくりまねてみましょう。
そうすることで、日本の仕事カンを取り戻しつつ、徐々に海外の経験を活かしてみましょう。
超リラックスモードで仕事をしてみる
海外で頑張ってきたあなた。きっと日本でもがんばろうと肩に力が入っていることでしょう。
焦りは失敗を生みます。
朝はスタバでコーヒーを飲んで、昼は1500円のランチ、定時に帰宅してアフター5を楽しみましょう。
1ヵ月もすれば、きっと落ち着きを取り戻してきますよ。
職場の飲み会に積極的に参加してみる
日本の飲み会って愚痴の言い合いになりがち。でもさ、ちょっぴりだけ、それって実は必要なことじゃないかと思う。
意外とそこで、職場の内情を知ることができるんです。
日本から離れていたのであれば、まずは情報収集。あまり前向きなことじゃないけど、きっとあなたが活躍できる場所が見つかるんじゃないかな。
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でも、どうしても海外が忘れられないなら転職もありだよ。
海外駐在は異国の地で権限を持ってバリバリやりがいを持って働ける。苦労も多いけど、広い住宅と最低10〜20万円の海外給与と手当が出る。しかし日本に戻ってくると全ての特別待遇がなくなります。
喪失感ハンパない。
もしも、あらゆる努力をしても、海外を忘れられないなら転職するのもあり。
既に海外駐在経験があるなら、海外駐在求人に即戦力として応募できます。
また、駐在経験で磨いた実践的な語学力を武器に、外資系企業への転職にもチャレンジしてみましょう。
ぼくがいつもキャリア相談でお世話になっているリクルートエージェント
海外への熱い気持ちが抑えきれないなら、転職すると決めてなくてもリクルートエージェント
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