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親会社から天下り上司がやってきた!天下り上司のトリセツ

子会社にお勤めの方。ある日、親会社から社長や部長として、上司が突然やってきませんでしたか?

子会社の管理職ポジションは50代の親会社社員の天下り先になっているのが一般的。

しかも、親会社から実質的にリストラされた人間なので、能力もびみょー。

子会社プロパー社員にとっては、なんとも歯がゆい複雑な気持ちになります。

でも、上司としてつきあって行かなきゃならないので、うまく取り扱う必要があります。

親会社社員の天下りは子会社にとって必要悪

子会社は親会社の一部門として設立されます。

どうして、わざわざ別会社にするかというと人件費削減、業績不振の場合のリスクヘッジですね。

そして子会社の取引先は100%グループ会社で、社外との取引は禁止されている場合もあります。

子会社の社員にとってみれば、親会社の社員が突然やってきて上司になるって不愉快。

「なんで、こんなバカが部長なんだ? プロパー社員のほうが優秀なのに。」

だけど忘れてはいけません。子会社は親会社の一部門で、親会社の社員のために設立されたもの。

不平不満を言うより、徹底的に親会社と天下り上司を利用しつくすほうが賢い選択です。

天下り=悪というイメージがあっても、親会社がなければ、子会社は存在理由すらありません。

プライドをくすぐれ!相談ごとで上司をおだてろ

50代になって親会社から子会社へ出向する。

ほとんどの親会社社員にとってみれば、子会社の社長とか以外は「出世コース」から外れたことを意味します。

親会社社員はかなりガックリきているはずです。

親会社社員はいわゆる一流の上場企業でバリバリ第一線で働いてきたビジネスマンの自負があります。

プライド、めっちゃあります。

天下り先の子会社でも、親会社社員に働いてもらわなければなりません。

なんとか、やる気をだしてもらうためにとにかく相談しまくること。

・親会社ではこの書類どうやって作成してたんですか?
・親会社の○○さんってしってます? 商品スペックのことで聞きたいことがあるので紹介してくれませんか?
・中東のプロジェクトに参加してたときの話をきかせてくださいよ〜

とかなんでもいい。ポイントは親会社、過去の栄光にふれること。

本人は自分の優越感がくすぐられて、ほいほい教えてくれます。

メタルスライム並の逃げ足の早さ。天下り上司の優先順位は「保身」

天下り上司の本音は子会社にいたくない。親会社に戻りたいと心底思ってます。

子会社は定年までの暇つぶし程度にしか考えていない。

もしも、労災隠しなど重大なトラブルが発生したら、問題をもみけすか、逃げ出すかのどちらか。

実際に某超大企業の天下り子会社の役員なんて、そもそも問題自体存在してないかのような言動をとります。

それが現実。

だかこそ天下り上司の取扱には細心の注意が必要です。

トラブル関係の話は、まず子会社プロパー社員の間で進めなければなりません。

親会社の不利になることは、全て握りつぶされるので、天下り上司にはせいぜい結果報告のみにしましょう。

まとめ

天下り上司との関係に甘い幻想をもってはいけません。

親会社と子会社との間には越えられない壁があり、一言で言えば「身分」が違います。

子会社プロパー社員は現実を冷静に受け止め、天下り上司を利用してやるくらいの気持ちを持ちましょう。

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