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「働き方改革」と「プレミアムフライデー」に感じる、労働者は一生労働者という理論

ぼくは「働き方改革」、「プレミアムフライデー」どちらも大嫌いです。なんか猛烈な気持ち悪さを感じます。

表向きコンプライアンス重視の大企業で自分の就業記録改竄してきたぼくからすれば、労働時間が減るから喜ぶべき。でも、根底に労働者は一生労働者という理論が見えるんだな。

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働き方改革で一番重要なこと

大企業の体力が弱ってきていて、過労自殺・違法残業などを隠しきれなくなっています。未払残業代を全て払っていては会社が倒産するし、本気で残業削減に取り組まないと、想像以上の制裁を加えられる時代になってきました。なので働き方改革は、労働時間削減が一番重要だと思ってしまいます。

でも、本当に一番取り組むべきことは、「副業の原則容認」です。東芝、シャープ、タカタなど、ちょっと前までは超優良企業と言われてきた会社があっという間に倒産寸前にまでなりました。つまり、企業が労働者を一生面倒を見きれなくなっているんです。

それなら、大企業が取り組むべきことは「副業」を堂々と認めること。労働者自身に稼ぐ力をつけてもらうことが大切なはず。でも、この副業は積極的に議論されず、企業防衛のための労働時間削減(給料も当然減少の方向)が最重要項目になってます。

労働者が何かを政府や会社にあわい期待をして待ち続けても意味なし。労働者一人一人が自分で稼ぐ力を身につけることこそが、本当の働き方改革だ。

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プレミアムフライデーで浪費して何がのこるの?

月末金曜日は15時退社で消費を喚起する「プレミアムフライデー」。何じゃこれ?

消費を喚起って、なんで企業利益のために浪費せにゃならんのや。

こんなこと思ってるのぼくだけ? それに動労時間が減るということは、働き方改革と同じように給料も減るという前提があるよ。(給料そのままなんてお人好し企業ないからね)

それよりもさ、もっと働き方を超柔軟にできないのかね。朝9時、10時始業じゃなくて、13時や16時始業でもいいんじゃない。

保育園・幼稚園のキャパオーバーしてるって言っても、それは昼間の話。法整備キッチリして、みんなでIT活用して24時間フル稼働すれば箱物は増やす必要なし。

その方が、労働者も高額な保育料とか払わずに仕事できるし、自然とお金残るから消費にまわるでしょ。

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本業が複数ある働き方がより重要になる

インターネットの発達によって、個人が簡単に情報発信できる時代になりました。
これにより、今まで所得を企業のみに依存していた時代は終わりつつあります。

ぼくは、企業で働くこと自体を否定しているわけではありません。だって、医薬品開発、航空機製造など巨額の資本が必要なので一人ではできませんから。

一番重要なのは、個人が本業を複数もって、古い時代のように特定の企業のみに依存する生き方を改めること。

企業に勤め、結婚して、マイホームを35年ローンで買って、定年まで低賃金で働くという、典型的な企業の「労働者は一生労働者」なんていうレールに従う必要ない。

これからは、企業に勤める労働者、スモールビジネスの起業家、キンドル本を出版している作家、アパートの大家の全てをやってもいい。

本業が複数ある働き方が、幸せになる近道だし、一番重要なことだと思う。

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