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未経験職種への転職は無謀?絶対に忘れてはいけない3つのポイント

業務はマンネリ、会社の事業拡大は見込めない。

新しいことにチャレンジしたい。でも、今の環境では無理。

そうだ、転職しよう。

はい、よくあるパターンです。

私も未経験から希望の職種にチャレンジして、転職を成功させましたが、本当に厳しいです。

転職体験談とかで、未経験職種への転職が成功している場合は、たいてい本人がめちゃくちゃ優秀、超超売手市場、職種が特殊のどれかです。

未経験者はポテンシャル、やる気とかを過大評価しがちで、転職活動の長期化をまねいています。

それでは、ごくふつーの人が未経験職種にチャレンジするする時、絶対に忘れてはいけない3つのポイントを紹介します。

大企業 vs 中小企業

未経験職種なら大企業より中小企業のほうが転職しやすいと思ってませんか?

大企業は年収も高め、福利厚生もしっかりしているから、転職の難易度が高いイメージがあります。

たしかに中小企業から大企業への転職は、大企業から中小企業に比べて10倍以上むずかしいのは事実。

しかし、「未経験職種」という点に注目すると事情は変わってきます。

中小企業は大企業よりも一層即戦力を要求されます。

つまり、入社1日目から、「はい、これやって」の一言で仕事をする覚悟が必要です。

中小企業では未経験者を教育する余裕はないからこそ、採用のハードルは必然的に高くなります。

一方、意外にも大企業のほうが、中途採用のサポートは手厚い。

人員体制に余裕があることはもちろんですが、例えば、転職後3ヵ月、6ヵ月、1年後の複数回にわたり定期的に人事部面談があったりします。

このため、未経験者であっても、関連する業務経験があれば採用に結びつく可能性は十分にあります。

「未経験職種」に限定すると、大企業のほうが中小企業よりも難関なんてことは一概にいえません。

日系企業 vs 外資系起業

日系企業は、募集職種が特定されていても、基本的に総合職(=何でも屋さん)として採用されます。

さらに、管理職は最低○○歳以上とか、能力ではなく年齢と入社年度(年次)が評価対象になります。

やる気と実力があればあるほど歯がゆい思いをすることが目に見えてます。

入社しても、入社年度(年次)がネックとなって仕事の幅が制限されるし、総合職なので突然の異動により希望職種外の仕事をする可能性があります。

日系企業の対局にあるのが外資系企業。

職種は明確で、基本的に実力主義。もちろん入社年度(年次)も多少影響しますが、実力があれば入社2〜3年目には管理職に昇格するのは当たり前。

しかし、日系企業と違って総合職ではないので、仕事について行けなければ「退職」してゆくしかありません。

自分が応募しようとしている企業がどんな人事制度を採用しているかは、求人票や企業ホームページには記載されていないこともあります。

特に日系企業の子会社は、親会社から人事制度及び業務内容を厳しく管理(制限)されるため、入社後「うそ!、こんなはずじゃなかった」とショックを受ける可能性があります。

日系企業と外資系企業の特徴をしっかり見極め転職活動をしましょう。

年収 vs やりがい

「未経験職種」に転職すると年収が下がるケースが多くあります。

転職先ではレベル1からスタートするので仕方ないですね。

年収がさがっても、やりがいを追求するのもありですが、一度下がってしまった年収を元に戻すことは大変です。

年収がさがれば厚生年金も低くなるので、真剣に考える必要があります。

年収とやりがい、どっちもとるのは非現実的。

転職活動をする前に、どっちを優先するか決断しないと迷走することになりますよ。

まとめ

未経験職種への転職は、本当に大変。

面接でも、

なぜキャリアチェンジしたいのか

どのように会社に貢献できるのか

今後どんなキャリアプランなのか

すべてのストーリーが整合していて、「この人なら、未経験でも絶対に大丈夫だ」と面接官に確信させるのは大変です。

そのハードルを乗り越える覚悟がなければ、転職活動はそもそも無謀。

絶対に未経験だけど転職を成功サセテヤル。そんな根性が必要なことを忘れずにしましょう。

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