20代のあなたの年収はくらですか? 外資系証券会社、戦略コンサルティング会社、日系大企業などの社員でなければ、300万円〜400万円くらいの年収ではないですか?

20代ほど実力に関係なく、企業規模や業界の収益性によって年収が決まってしまいます。このため就職後3年たって仕事ができるようになっているのに、全く給料がアップしないなんて悲劇がおきます。

じゃあ20代転職でどのくらい年収がアップするのか、実際にぼくの20代転職時の収入を紹介します。

【体験談】20代転職の損得勘定

ぼくは20代の時に、社員30名くらいの設立まもない会社に既卒就職しました。待遇は新卒と同じで、35時間の残業込みで22〜23万円くらいです。かなり少ないでしょ。

そこで1年働いた後、大手企業の系列会社に転職しました。設立されてから間もなく、組織はボロボロで離職率も15%くらいありましたが、年収だけは大幅に向上しました。

転職による機会損失

前の職場を3/31付退職、新しい職場に4/1に入社しています。

前の職場でももらいそびれた所得
決算賞与         25万円
賞与(夏)        35万円
退職金
(3年超勤務場合のみ支給) 12万円
合計           72万円

転職による収入UP(年間)

基本給         +36万円
賞与          +30万円
家賃補助・諸手当    +50万円
残業代         +60万円
退職金          +24万円
合計         +200万円

総合評価

改めて振り返ってビックしてます。既卒・職歴1年という低スペックにもかかわらず、20代転職をすることによって年収が初年度から200万円UPしています。前の職場でもらいそびれた賞与も、残業代が別途支給されるようになったので完全カバーできました。

なにより、諸手当と退職金が大幅に拡充されて収入面では大成功です。

20代の年収UPを成功させるための注意点

ぼくは決して優秀な人間ではありません。大学受験・国家資格試験に失敗して、コミュニケーション能力は低いほうだと思います。

だけど思い切って20代に転職をすることによって、年収が初年度から200万円UPしました。その後も少しづつ年収はUPしているので、最初の会社で働き続けていたら毎年300万円近い年収差が生じていたことでしょう。

ぼくが転職する時に注意したことはたった2つだけ。売上げの季節変動が大きい業種と構造的にもうかりづらい業種は絶対さけること。

売上げの季節変動が大きい業種

代表的なものは、旅行業界。オフシーズンとオンシーズンがあって、毎月の売上げの変動が著しい。さらに、もしもオンシーズンにテロとか自然災害が発生すれば、損失は甚大となり経営が傾きます。

構造的にもうかりづらい業種

代表的なものは、飲食業。この業種は食材費、人件費、店舗費用だけで6〜8割近いコストがかかり、利益はほんとうにわずかです。
人手不足で人件費が高騰すればそれだけで企業業績は急降下してしまいます。

まとめ

20代は転職によって一番年収UPを実現しやすいことは間違いありません。ボーナスをもらってから転職とか考えずに、今すぐ転職活動をすべきだよ。だって、1年目から圧倒的に年収が上がるしね。

転職はDODA