履歴書・職務経歴書(レジュメ)にはたいてい自己PRを記載します。特に未経験職種に挑戦するなら、この自己PRが勝負の分かれ目になります。

私自身は全く未経験職種の求人に応募して内定を獲得しましたが、自己PRをどうしたらいいのか毎日頭を悩ませていました。

そもそも無職→未経験職種だったので、今思い返してもよく内定がでたと不思議なんです。

それでは、私の経験も踏まえ、どのように自己PRを書いてゆけばよいか紹介します。

あなどるなかれ!書類選考は自己PRが決め手になる

一般的な職務経歴書(レジュメ)のサンプルには、最後に自己PRを記載するところがあります。

職務経歴は気合い十分で書きますが、最後の自己PRにたどりつくまでに疲れてしまって、自己PR1、2行という人もいます。

私は転職エージェントに職務経歴書(レジュメ)を添削してもらったところ、真っ先に指摘されたされたのは自己PR欄。

「これまでの経験を活かしつつ、新しいことにも積極的にチャレンジして、柔軟に業務遂行することができます。」と書いていました。

今読み返してみても、何を言ってるんだ?この人、そんなの当たり前でしょ。そんな感じですよね。

こんな職務経歴書(レジュメ)は即ゴミ箱行きですよ。

それでは、どんな自己PRであれば良いのか、転職エージェントのアドバイスも踏まえ大切なポイントを整理してみました。

自己PRは書類選考の擬似面接だと思え!

人事担当者があなたの職務経歴書(レジュメ)に目を通す時間はどのくらいだと思いますか?

なんと3分以内です。

大企業ともなれば1人の求人について一日で数百の応募があるのが当たり前。じっくり書類選考する時間なんてありません。

つまり、3分以内に「この候補者いいかも」と思わせなければいけません。

書類選考でポイントとなるのは自己PRなんです。ほとんどの人は職務経歴はしっかり書きますが、経験者ほど自己PRを省略しがちです。

自己PRは面接と一緒です。自分を採用することのメリットを、これでもかってくらい主張しましょう。

未経験職種への応募なら、自己PRで入社後の働く姿を想像させろ

はじめに、自己PRの方法に正解はありません。でも転職を成功させるコツならあります。

特に未経験職種への応募には、鉄板の方法です。

採用する側が一番不安なことは何だと思いますか?

答えは「あなたを採用することで、入社後問題が起きないか」です。

だれでもトラブルは嫌ですよね。せっかく大金を使って採用した人材が問題をおこしたら管理職は責任を問われます。

だから「あなたの入社後の仕事をする姿を想像させる自己PR」は効果が高いんです。

そして、過去の経験、保有資格をアピールするより、「入社後あなた方と仲良くやっていけますよ」というアピールが最も好印象なんです。

よく外資系企業だと積極生が大切、ドラクエでいう「ガンガンいこうぜ」の姿勢が評価されると勘違いしている人がいます。

あなたには必ず上司がいます。その上司が一番求めているのは、実はチームワークだったりするんです。

仕事ができるけど指示を聞かない自己主張が強い部下って扱いずらくないですか。

だからこそ、未経験職種への応募には、「素直」、「謙虚」、「実直」などを自己PRに織り込むことが採用者の安心感を誘い、転職成功につながるんです。

まとめ

職務経歴書(レジュメ)を作成する時に「自己PR」は内定を得るための最重要項目と考えること。

常に採用者目線を忘れずに、あなたの魅力をしっかり伝えてゆきましょう。

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